ポートフォリオというとカメラマンや、アーティスト、演奏家の方が自身の作品を知ってもらうために作るモノというイメージがありますが、フリーランスのエンジニアもまた作るべきなのです。

この記事では、フリーランスのエンジニアがポートフォリオを作る際、どのようなことに気を付けたほうが良いのか、独立したばかりのエンジニアが陥りやすいポイントに焦点を絞って紹介していきたいと思います。

あなたの売り込むものは何ですか?

上述した通り、フリーランスのエンジニアはポートフォリオを作るべきではあるのですが、その前にまず自身の売りにしたいポイントを何点か洗い出しましょう。3点くらいがちょうどアピールしやすいと思います。

アピールポイントがあると、後々営業をするときに一貫性を保ちやすくなるので、妥当性を生み出しやすくなります。また、営業用の文言をテンプレート化するときにも役立ちます。

まずは、あなたが提供できる価値をすべて洗い出してみましょう。ホームページの制作、システムの開発、PMの代行、マクロの開発などはもちろん、もっと些細な事も洗い出せるとよいです。

例えば、エクセルの効率的な使い方講習、filemakerの使い方講習、Wordpressの障害対応、プログラミング環境の構築代行、ビジネスメール代行など、日々行っている何気ない業務も含まれます。

あなたにとっての当たり前は、あなたの専門分野以外の人からすると、価値のある事になります。

提供するものに価値を定めましょう

提供するものには一貫性をもって値段をつけましょう。ただし開発案件のようなものは、基本的に見積りが必要となるので、価格は出せないと思います。そういった場合は明確な前提を立てて、その価格を出しましょう。

以下に単価を下げずにお客様が喜ぶ見積りをする方法を記載した記事があります。参考にしてみてください。

提供メニューに載っていない内容や、値段のついていない内容はすべて無料と認識されると考えましょう。最初は値段をつけることが難しいと思いますが、この値段設定が曖昧だと、後々のトラブルにつながりますので抜け漏れがないようにしましょう。

こだわりのポートフォリオを作るのは仕事が安定してからでも遅くない!

エンジニアは割と職人気質の方が多いため、デザインやコーディングを異常なまでに気合を入れてしまう人がちらほらいます。そういった方は大半が途中で息切れしてしまい、肝心の中身が薄くなってしまう傾向が強いです。

ポートフォリオはあなた自身の作品を公開するための物であって、ポートフォリオ自体が作品はない点に注意しましょう。もちろん作品として作ってもよいのですが、それは仕事が安定してからの話です。

独立直後は忙しく、時間がほとんどありません。ホームページはプロモーションのための営業ツールとして割り切って、いかに効率よく作るかを考え、中途半端な状態になってしまうことを回避しましょう。

外注をうまく利用し、人脈を広げる

フリーランスはとにかく時間との勝負です。いくら技術力の高いエンジニアであっても、一人でできる作業量には限界があります。案件が増え、いざ外注するときに困らないよう、ポートフォリオ作りを外注するのも手です。

取引相手はいわばフリーランスエンジニアの先輩です。取引内容の一挙手一投足が、参考になることばかりですので、先輩の営業スキルをよく観察してみてください。

更に外注はフリーランスエンジニアの人脈を増やすチャンスでもあります。人脈を増やす代表的な手段として、交流会イベントに参加することが挙げられますが、それよりも時間がかからず簡単に獲得できるので外注する際はぜひとも取引先のエンジニアと仲良くなってしまいましょう。

まとめ

クラウドワークスやランサーズなど、以前と比べアウトソーシングがネット上で簡単にできる時代になりました。そのためフリーランスは非常に働きやすくなったと言えます。

ですが、逆にこれらの営業手段をうまく活用できないと、どんどんライバルに良い案件を取られてしまうことになります。より有利に営業活動を進められるように、まずはポートフォリオを作ることから始めましょう。